品質管理の仕事で何が身につくか

製品の寿命を予測する力

どんな製品にも信頼性という概念があります。どのような環境で、どのような使われ方をされるのかにより、その製品が規定の品質を何年保てるかを試験するという仕事を必ずしなければなりません。ただ、実際の使用環境と同環境で試験していたのでは何十年とかかってしまいます。
そこで実際に使用する環境よりも厳しい環境で試験を実施する手法があります。例えば、高温多湿の環境下で製品を使用する場合実際の環境が30度80%程度だとすると85度85%の環境下で試験をします。その試験前後で製品の性能をチェックし、何時間程度大丈夫なのかを試験します。
また、信頼性試験には母体の個数や試験結果のばらつきなども考えなくてはなりません。これには統計学の知識を要します。

様々な不良品の原因分析力

生産過程での不良、市場に出回ってからの不良など品質管理には不良がつきものです。その不良の原因を素早く突き止め解決に導かなければなりません。
生産過程での不良は生産ラインが止まるのでいち早く原因究明をしなければなりません。様々な分析装置を扱う能力、製品の製造過程の熟知、総合的に判断する経験すべてが揃って初めて迅速に対応できる仕事です。
市場での不良はクライアントに迷惑がかかっています。こちらも迅速に対応する必要性がありますがクライアントごとに使用法が異なるため、どの様な環境下で使用していたのかなどを調査し、再現実験などを行なった後解析を行う場合もあります。こちらはお客様の立場に立って考える力が必要になってきます。